合格発表がされていた(2012)。 [コンクリート診断士]
過日,(公社)日本コンクリ-ト工学会のHP(リンク集参照)で,2012年度のコンクリ-ト診断士
の合格発表がありました。
あいかわらず,情報が遅くてスミマセン(涙)。
818名の方々,おめでとうございます!!
そのうち,1人は10,000目の診断士のハズ。JCIから記念品・・・。
今年度の受験申込者6,181名(前年度は7,091名で12.8%減)
試験に挑戦し,惜しくも不合格となられた4,127名の方々,お疲れ様でした。
悔しい気持ちを忘れず,来年,ぜひ再挑戦してください。
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今年も問題を入手し,お昼休みを利用して解いてみました。
ちなみに解けた(当たったともいう)のは40問中33問くらいでした。
筆記B問題も凍結防止剤起因のASR疑いで,塩害劣化と凍害も気をつけてね。
だったようで,例年よりも解きやすかったようです。
合否を分けたのは,筆記A問題だったのでしょか?
環境と診断士,社会情勢と技術開発。限られた字数と時間で的確に論じること
が必要なのでしょう。たぶん。
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実は,先日,某吹き付け工法の講習会を聴講し,ややブル-な気分に
なりました。
大規模にかぶりコンクリ-トを除去することへの疑問もあるのですが,
講師の方いわく,断面修復材に求められる性能は,圧縮強度が躯体と
同等以上で弾性係数が同程度であることが重要とのご説明に,悲しくなりました。
環境,少子高齢化,デフレ不況,財政難,老朽化の進展,自然災害・・・。
技術者としての倫理,知識,経験。
新しく,コンクリ-ト診断士になられた818名を含む10,000人以上の診断士
が,これらの命題に真摯に取り組むことが喫緊の課題だと思う今日この頃。
当ブログでご紹介した橋梁や上下水道などインフラがあぶないとの書籍の
指摘を回避するため,お互い,頑張らなければ。
いつものように,話が逸れましたが,筆記A問題を解決できれば,上記の
講習会の講師のような説明は聴講者からの爆笑あるいは失笑によって,
なくなる方向に行くと思えてならないことを,お伝えしたかった私です。
現実は,断面修復材に求められるのは,圧縮強度(付着強度含む)と
躯体と同じ弾性係数なのでしょう。
失笑されるているのは,私かもしれません。
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何はともあれ,合格された皆様,本当におめでとうございました。
メタボ技術士様
二兎追うもの、一兎も得ず…
にはならなくてすみました。気持ち的に
楽になった感じがあります…笑
もう一兎…
これがなかなか手ごわいですね。
これを機に、経験論文の推敲に着手したいと思います。
by noppo (2012-08-31 00:19)