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日本の夏と言えば [その他]

蚊取り線香だと思うのは,私だけでしょうか?

既設構造物の補修や補強に関する仕事をしている私にとって,

蚊取り線香は,ひとつの象徴的な物なのです。

それは,

どちらも古き良きものを大切にする『日本人の心』のような

気がしてならないと思うからです。

私が蚊取り線香をすばらしいと思う点は,以下のとおりです(順不同)。

 1)燃焼時間が長く,しかも,睡眠時間程度である。

 2)先が尖っているため,火をつけ易い。

 3)2個が合わさって整形されており,製作時の材料のロスが少ない。

 4)中心にスリットがあり,付属の台座に挿せる。

 5)しかも,その台座は折りたたみ式である。

 6)さらに,容器のフタが灰皿になる。

 7)蚊が多いときには,ポキポキ折ればモクモクできる(防虫効果が可変式)。

 8)電気や電池が不要で,屋外でも屋内でも使用可能。

 9)落ちた灰がなぜか固まりとなっている(飛散しない)。

蚊取り線香は最初は棒状であったものを明治28年「金鳥」初代社長

上山英一郎の夫人の発案で現在の渦巻型になったそうです(夫人に感謝)。

詳しくは,金鳥のHPをご参照下さい。

   http://www.kincho.co.jp/factory/listen/listen02.html

電気マット式の蚊取り線香(新形式)の登場があったにも関わらず,

現在もその利便性は失われず,むしろその価値は高いとも思える

パフォーマンスを示す。っと,思うのは私だけであろうか?

スプレー式や電気マット式が登場したとき,蚊取り線香の時代が

終わるのかと思ったが,古き良き物は残ると言うことでしょうか。

コンクリート構造物なども,これと同じように古き良き物があると

私は思っています。

日本の夏の代名詞?である 『蚊取り線香』と『既設構造物の補修や補強』が

同じことを意味すると思えてならないのです。

新しい物は,便利で快適なことが多いのは事実であるのですが,夏に活躍

する蚊取り線香のように,今なお現役で活躍する古き良き物を考えて行きた

いと思っている私は,アナログ人間です(笑)。

今回も,最後までお話にお付き合いいただきましたこと,感謝いたしますm(_ _)m


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