秋ですが熱い [最近読んだ本]
つい先日まで,ビ-ルがおいしい気温だった当地も
日に日に日没時間が早まり,すっかり初秋。
秋は,読書でしょ。
っと言うことで,先日,給料日に購入すると宣言しておりました本を買いました。
買ったのは8月ですが,ご紹介は,9月の給料日になっております。
ん?読んだのは夏。・・・。
*********************************
宣言して購入した本は,つぎの2冊。
藤井聡:『列島強靱化論 日本復活5カ年計画』,文藝春秋,2011.5.20
藤井聡:『公共事業が日本を救う 』,文藝春秋,2010.10.20
*********************************
前回,ご紹介した『正々堂々と「公共事業の雇用創出効果」を論ぜよ』,
日刊建設工業新聞社,2010.6.21
も熱い文章でしたが,「なるほど」と思えたのも事実。
予想どおり,追加の2冊も「熱い」内容です。
列島強靱化論は,東日本大震災後に緊急出版されたもの,公共事業が日本を救うは,
大震災以前に出版されたものです。
より,熱めの内容がお好きな方は,列島強靱化論をご一読下さい。
いきなり,ホットな内容は「ちょっと」という方は,後者をお読みいただくのが
よろしいかと・・・。
**********************************
前回ご紹介した本も含め,公共事業を一般の方々にご理解いただくことの
難しさを知ることが出来たような気がします。
デフレ経済からの脱却のため,震災復興のため,安全で安心な社会形成のため,
雇用創出のため,国際競争力維持のため・・・,公共事業が必要です。
む-,理解してもらえるだろうか?
マクドナルドや吉野家で廉価でおなかいっぱいになれることが”良い”っと感じている
人には,デフレは恐ろしいとの認識をもってもらうことは,難しいのでは?
勝ち組や負け組に代表される短期的な価値感による短絡的な思考,給食費の未納や
年金の未納などに見られる利己主義の蔓延。
我が国の将来を考えたとき,というような発想は,本来,政治家が専門家なのだが・・・。
人口減少が将来不安(社会不安)に起因しているのであれば,内需型産業への積極的な
財政出動は,国力の維持に貢献する大きな施策となり得ると思うが・・・。
************************************
「建設業に従事しているからではなく,公共事業が必要だ」と論じる著者に敬意を表し,
3冊購入した私。
「建設業に従事しているから,この先生の主張が正しい」とは思っていないが,
建設業に従事していなかったら,この本を購入したかと言われれば・・・。
だから是非,いや,だからこそ,建設業に従事している方々には,読んでいただきたい
本だとは思います。
ベストセラ-になれば,一般の方々にも興味をもっていただけるかもしれないことに
期待しています。
***********************************
秋は読書。
っということで,本の購入は進むのですが・・・。
太田幸夫:『北の保線』,交通新聞社新書,2011.8
池井戸潤:『下町ロケット』,小学館,2010.11
池井戸潤:『空飛ぶタイヤ』,実業之日本社,2006.9
イアン・マキュ-アン,村松潔/訳:『ソ-ラ-』, 新潮社,2011.8
あっ,読まないとご紹介できませんよね。
む-。やっぱ食欲。
天気も良いし,さっぽろオ-タムフェスト2011(於 大通公園)にでも・・・。
*******************************
最後まであきらめずにお読みいただきましたこと,感謝申し上げます。
コメント 0